月の大きさ

ライティング&インテリアコーディネーターオフィス コーズ

2011年12月24日 08:30

先日の半月の夜。
とっても大きな月が夜空に上がっていました。
そして、赤く不気味な光。





月の視直径はどこにあっても変わらないのに、
なぜ、大きくみえたり、小さくみえたりするのか
考えたことはありませんか?
月との距離が違うのか?
はたまた、大きさが変わっているのか??

これは、目の錯覚と言われています。
低い位置にあるほど、私たちの生活するビルや家などと
月がかぶって観察できます。
そうすることで、大きさを比べることが出来るのです。
太陽が地平線や水平線に近づくと大きく見えるのも
同じ、錯覚による現象です。

5円玉の穴を通して見比べてみると
大きさが同じことがわかるそうですよ!



そして、赤く光る不気味な色
オオカミ男が現れそうな気がしますよね。

光は大気の中にある、水蒸気・チリ・ホコリなどに
乱反射しています。
月が低い位置を通るとき、大気の中を通る距離が長く、
チリやホコリなどに月の光が当たり、明るく感じられます。

光の波長の中で、
最も長い波長は「赤」
その為、赤い光が私たちの目に多く入ってくるのです。

この原理も、夕焼けや朝焼けの太陽が赤く見えることと同じです。


理屈がわかっても、
月が赤くなったり、満ち欠けをしたり、
自然の大きさと神秘に感動を覚えることは多いです。
太陽も月も、なぜか低い位置にあることが
心を落ち着かせ、想像力を働かせます。

同じように、部屋の灯りも低い位置にセットすると
落ち着くインテリアを演出します。
今日はクリスマスイブ
キャンドルの赤い光を低い位置に置いて
ゆっくりと落ち着いた時間を過ごしてみてはいかがでしょう?








※参考
光の波長[スペクトル]

数値が大きいほど、波長が長くなります。




光を中心に五感に響く
インテリアコーディネートを
ご提案しています。

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