省エネ・節電・LED
大震災、原発事故、計画停電…
と今日本は電力不足や供給ができない状況に陥っています。
家電量販店ではLED電球の売上が去年の3倍。
節電に対する意識も高まっています。
そこで、照明の節電方法を少しご紹介します。
現在住宅では蛍光灯の配灯計画からLEDへの転換が
始まっています。LEDランプはランプ交換がほぼ不要。
消費電力も少なく電気代の節約につながることは
皆さんご存知のこととと思います。
LEDランプの使用が一番適していると思うのは外構照明。
上述の特徴の他にも紫外線を発しないLEDは
虫が寄り付きにくいという特徴もあります。
室内で使用する場合、階段の上部、吹き抜けなど
今までランプの交換が難しくランプが切れたままに
なっていた場所に使うことはとても有効です。
スポット力の強いLEDはダイニングテーブルなどの
ドラマティックな雰囲気を作りたい場所にも
適しています。
LEDを選ぶときに気を付けてほしいこと。
①メーカーは一緒にしてください。
(製造メーカーによって配光、明るさ、色味が違います。)
②白熱電球をLEDに交換するときは器具によっては
特性上美しい光ではなくなってしまうかもしれません。
③光の量はだんだんに減少します。
40,000時間の寿命は明るさが30%になった時点の寿命です。
電球を取り換えることは簡単にできますが、
電球そのものの価格が一般電球より少しお高めですので、
一度プロに相談してみるとよいかもしれません。
ランプを変えずに節電する方法もご紹介します。
白熱電球の照明を使われている方。
調光することもひとつの省エネの方法です。
白熱電球は使った分だけ寿命は短くなり、
消費電力はUPします。
そこで、使う分を調整。=調光です。
たとえば、60Wの白熱電球を60%程度に調光すると
2,000時間の寿命は約7.2倍の14,400時間になります。
消費電力も40W程度になります。
ちなみに60Wクラスの15W電球型蛍光灯の
寿命は平均して約10,000時間。
白熱電球の調光も捨てたもんじゃありません。
なにより、白熱電球が持つ、やさしくて包み込むような
光はLEDでも蛍光灯でも現在のところ
再現することはできていません。
白熱電球配線のみの壁スイッチを調光スイッチへ
変えることは容易にできます。
費用も約15,000円~20,000円(工事費込)程度でしょう。
パナソニック電工
<調光機能付スイッチ>
ランプそのものを取り換えることも
一つの方法ですが、使い方を変えることも
節電につながる一つの方法です。
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