トマトの赤
今日のランチは彩り野菜のパスタ。
ひときわ輝くトマトの赤。
夏がきますね。トマトの季節。
サラダの中にトマトが入っていると
見た目がとってもきれいになります。
それは、野菜の緑との対比によって生まれます。
赤をお好きな方も多いと思います。
赤は時代や民族にかかわらずエネルギーの象徴です。
愛情や興奮、怒りなどプラスにもマイナスにも
エネルギーを感じる色。
そのエネルギーの源は、太陽や血液、炎などを連想し
生命そのものに影響する色だからです。
この赤は「白」「黒」と並び
人間にとって最も重要な色のひとつです。
全ての色の中で真っ先に目に入る赤。
サラダの中にあるトマトは
補色のグリーンと対比させることで鮮やかさがより際立っています。
人が無意識に赤に反応するのは、遺伝子に組み込まれた本能です。
生まれたときに初めて認識出来る色は赤なんです。
赤のプラスイメージとマイナスイメージは…??
■プラスイメージ■
活発
情熱
愛情
明るい
歓喜 …など
■マイナスイメージ■
危険
闘争
攻撃的
緊張
警告 …など
赤は「購買色」としての効果が絶大です。
赤を使うと売上が20%前後も上昇するといわれています。
セールの広告や値札には赤をつかいますよね。
それがこの効果を利用したものです。
赤=お得感
という構図が生まれ、赤のパッケージ商品などは
お得な商品であると無意識に反応してしまいます。
消費者は赤に少し注意が必要かもしれないですね。
また、赤は交感神経を刺激し、食欲を増進したり
自律神経を活発にさせる働きがあります。
血圧・脈拍・呼吸数や体温の上昇させる効果があり、
元気になりたいときには、赤を身に着けてください。
赤い洋服は治癒力を高める
赤い下着は赤ちゃんがほしいときに効果的
などと言われます。
また仕事や受験などのここぞという勝負の時は
赤を活用しましょう!
勝負運やツキを高めます。
よりアクティブに、元気よく明るい毎日には赤が欠かせません。
インテリアでは赤を取り入れることには
少し勇気がいると思いますので、
赤の取り入れ方をアドバイス。
部屋に小物を飾るときに赤をテーマにしてみましょう。
素材や形が違うものでもテーマカラーを決めることで
まとまりができます。
赤+もう一色
使う色は2色までとし、ばらばらに置かずに
まとめて置くとボリュームもまとまりもできます。
照明のランプの色は昼白色がオススメです。
昼白色のような温度の高いランプは
赤の効果と同じように、
血圧・脈拍・呼吸数や体温の上昇させる効果があります。
上手に組み合わせて、体も心も楽しく過ごしたいものです。
余談ですが…
パトカーのランプは日本では赤です。
それは、犯人に警告を促しています。
欧米では、パトカーのランプは青。
こちらは、被害者に安心感を与えています。
この違いって面白いですよね。
世界は広いなぁ。
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