舗設

古来の日本の暮らしの中に

しつらい

という言葉があります。

舗設



「舗設」とは間仕切りのこと。

由来は平安時代にまでさかのぼります。

日本の住まいは元々はワンルーム。
それぞれの生活を行うために
必要に応じて間仕切りを利用し
様々な変化に対応していました。

平安時代の寝殿造りでは沢山の仕切りが
用いられ、現在目にする
屏風、衝立、御簾、襖、障子などが
この時代に作られたものです。

その時から、約1000年の時が過ぎた現代まで
この文化は受け継がれています。


この「舗設」がだんだんと美を表現するようになります。



そして「しつらい」「室礼」とは、

殺風景な部屋を掛け軸や花などの小物で
季節を表現したり、節目を華やかに飾ったりする
そんな意味へと変化していきます。


ひとつの部屋を何役にも使う為に生まれた間仕切り。
そして、季節を感じる装飾。


しつらい



奥深い言葉です。


舗設

紅葉が美しいこの季節。
平安時代の人たちはどんな風に楽しんでいたのかな?



照明を中心にした
インテリアコーディネートを
ご提案しています。

お問合せはコーズまで
TEL 053-545-5247
E-mail kors@l-kors.jp
web http://l-kors.jp
FB http://www.facebook.com/Lighting.Kors





同じカテゴリー(現場のこと)の記事
上棟式でした。
上棟式でした。(2015-04-06 16:05)

色合わせ
色合わせ(2015-04-02 16:47)

着工しました
着工しました(2015-03-30 14:09)

照明器具のデモ機
照明器具のデモ機(2015-03-02 09:53)

洗面化粧台
洗面化粧台(2015-02-23 11:52)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
舗設
    コメント(0)