光産業創成大学院大学の公開講座へ行ってきました。
テーマは「震災復興に向けて」
①「震災復興を光・放射線計測技術で支援する」
②「震災復興がつなぐ食のネットワークと光のネットワーク」
という2部制での講座。
発電の方法から、放射性物質について
体への影響などのお話しでした。
福島の原発事故の影響は非常に大きく、
一部の地域では、何も手を加えない状況であると
あと98年は住むことが出来ない土地になるという
試算があるそうです。
浜松は事故の現場からは離れていて、
その影響を感じる場面は生活の上では少ない状況ではあります。
しかし、これから様々なものに影響が
出てくることが考えられます。
正しい知識を持ち、正しく伝えていくことが大切です。
原発事故がなかったとしても、
私たちは地球に暮らし、毎日放射線を受けています。
浜松では、1~1.2ミリシーベルトの
自然の放射線を1年で受けるそうです。
国際宇宙ステーションは1日に1ミリシーベルト
飛行機に乗ると、1回にCT検査を受けたと同じ量の放射線。
約10ミリシーベルト
それでも、それほど大きな影響は体にはありません。
宇宙飛行士さんは、少し影響あるようでしたが…
研究中みたいです。
さらに、知ってよかったなと感じたのは、
食べ物の放射性物質。
セシウムを食べてしまった時は、
「ナトリウム」や「カリウム」を多く摂取
ストロンチウムを食べてしまった時は
「カルシウム」を多く摂取
そうすることで、対外に排出されやすくなるそうです。
食べないのが一番良いことですが、
もしもの時はあわてずに、ですね。
これから、食べ物や住まいの環境など、
放射線の影響を考えなくてはならない時期が
来ることが考えられます。
正しい知識があれば、落ち着いた対処ができます。
でも安心。
浜松市には、そんな知識人が沢山いらっしゃいます。
http://l-kors.jp
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