世の中に旋風するLED化。
特に電球型のLEDは様々な企業が製品化し販売しています。
いままでの電球は大手のメーカーが製造
していたものがほとんどでした。
半導体の素子をユニット化するLED電球は
小規模な企業でも取組みがしやすく
現在のように照明のメーカーだけでなく
多くの企業の参入ができる分野になっています。
価格競争が繰り広げられ、
当初5000円近くした電球型LEDは
今や1000円台。あっという間に電球型蛍光灯と
同じくらいになっています。
その一つの原因として、
技術の向上に規格が追い付いていないこと。
白熱灯や蛍光灯などの従来の電球には
日本工業規格【JIS】が定められ、
規格の通らない商品は流通しないようになっています。
しかし、電球型LEDはこの規格が
まだ出来上がっていないのが現状です。
それぞれのメーカー独自の規格で店頭に並ぶ。
海外の安価な製品も多く並ぶ。
これが実情です。
基準がない分、光の質、照度など性能の満たない商品も
実は店頭にならんでいるかもしれません。
このJIS規格の整備はいつなのか。。。?
年末か、年度末か、幾度となく話がありました。
でも、未定です。
そこで!
店頭で出来る、ワザを教えちゃいます。
もちろんこれは、コワザ。
本当の性質が見抜けるわけではありませんので、
ご了承ください。
まず、どんな照明をLEDに変えるか。
電球型LEDは、白熱電球や電球型蛍光灯と違い
発光スタイルが違います。
たとえば…
この写真のように、電球ひとつで、
照明器具全体を明るくしているもの。
ランプ交換前は右のように光ります。
通常の電球型LEDに交換すると左のように光ります。
まったく違うものになります。
テーブルの上の光も取れていません。
このような場合は
360°発光やマルチ配光などのタイプを選ぶと
右の写真の状態へより近づけることができます。
そして、種類が決まったら、
携帯カメラを使います。
電球をカメラを通して見てください。
上と下の写真の違い。
下の写真は黒い線がはっきりと見えます。
多く入っているほうが、チラツキの多いLED電球です。
迷わず上の商品を選んでください。
沢山購入するときは、メーカーは同じものを選んでくださいね。
製品規格はメーカーの独自基準です。
メーカーが違えば、明るさも光の色も性能も違います。
実は、韓国では製品の規格が定められています。
日本は少し後れをとった?
大丈夫です。LEDを作る技術は世界TOPクラスです。
出来たら、照明メーカーのLED電球を購入されることを
ライティングコーディネーターとしては
オススメします。