浜岡原発の全炉停止が昨日発表されました。
静岡県民として、この問題にどう対応していくのか。
行政からの指針等が発表されるのは少し先になりそうです。
省エネ、節電と焦る気持ちになりますが、
まずは敵を知り戦うことが大切。
現在のエネルギー消費について書いてみたいと思います。
◆世帯当たりのエネルギー消費と用途別エネルギー消費の変化
上のグラフから読み取れるように、
省エネや節電、環境汚染などが叫ばれながらも、
照明の消費電力は増え続けています。
もちろん、この中には家電製品が入っています。
照明器具だけではありません。
では、家庭でいちばん電気を消費するものはなんでしょう?
温暖化の影響かエアコンが1番。
各部屋に1台が当たり前の時代、それはやはり大きいですよね。
つづいて、冷蔵庫、照明器具と続きます。
以外にもテレビが9.9%を占め、以上の4つが消費電力の70%となります。
ここまで分析すると、どこを節電するのが
いちばん効率がよいか見えてきます。
少し昔を振り返ると、エアコンやテレビは家庭で1台。
家族でチャンネル争いをしながら見ることが日常でした。
リビングに家族が集まり、過ごす。
これが電気をこまめに消すことより節電効率を
上げるのではないかと私は思います。
全ての部屋に照明をつけ、テレビをつけ、エアコンをつける。
いくらマメに消しても追いつかない。
LEDに変えたところであまり変わらないのが現実なのでは??
相対的に判断すれば、こまめに消し、
LEDに変えることは効果を発揮できます。
それだけではないような…私はそんな気がします。
昨日も仲間と話をしていたのですが、
今がチャンス。静岡県から新しいモデル地区を作り発信したらどうか…
教育や家庭の在り方を見直し、そこからエコの考え方を見直す。
そんな街ができたらいいなと思います。
一個人が大きなことをと思われると思いますが、
少しの火種が大きな火になります。
なにかのきっかけにこんな話題を話していくのが大切ではないかなと。。。
参考文献
エネルギー白書2010
財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2011年版」