今日はあいにくの雨模様。
久しぶりに浜松にしっかりとした雨が降ったように感じます。
こんな雨の日、片頭痛に悩まれている方も多いのでは??
建築士のための情報誌「CCI」2月号に
こんな対談記事がありましたので、ご紹介します。
以下、「獨協医科大学神経内科 医学博士 辰元氏」のコメント
■片頭痛とは、こめかみ辺りにズキンズキンと脈打つような痛みが起こり、
症状が重くなると動けなくなったり吐くこともあります。
仕事を始めるようになってひどくなったという方が多く、
患者さんは圧倒的に女性が多いです。
頭痛を起こした人が訴える事柄の中で、音がうるさくてしょうがない、
タバコや香水の匂いがいやだ、光がまぶしすぎるなど、
周囲の環境を過敏に感じる症状があり、
約7割の方が「光がまぶしい」と感じる光過敏の状態にあると言われています。
片頭痛の誘因となるのは、79%がストレス。そして生理65%
天気53%にならび、まぶしい光は38%となっています。
(※Cephalalgia2007より)
日本の全国調査では全人口の8.4%の方が、20代から40代の
女性のなかでみると15~20%の方が片頭痛を抱えていると
いるデータがあります。
具体的な症状として、「自宅の照明がまぶしくてつらい」と診察の
際に訴える患者さんがおり、では、どんな照明を使用しているか
と聞くと、白色の蛍光灯を使っているとの事でした。
壁が白いと頭痛が起きることがある というのは我々の間では知られていますので、
白色を避けて暖色の光を出す、電球色タイプの蛍光灯に交換するという
「光の処方箋」を提案しました。
その後の検査時に、痛みが改善したということで、
自分の生活するところは全て白熱色電球に交換したところ、
片頭痛はだいぶ楽になってと言われていました。
さらに、このようなこともお話されています。
■中略
どのようにまぶしさや不快感を感じるか研究をしています。
LED・白色蛍光灯・電球色蛍光灯・ハロゲン電球の4種類の光源を
パッと照らして患者さんの反応を見ています。
~中略~
どの光源に一番まぶしさを感じたかを聞くと
「LEDが一番まぶしかった」
という答えが多く返ってきます。
このような研究や事例から、光が健康に及ぼす影響について、改めて感じます。
先日、お客様から、「新しい住まいになってから健康な生活になったよ」
というお言葉を頂きました。
その理由として考えられることは、照明の計画と家の日当たりです。
電球色と白熱灯を90%使用し、寝室の明るさを少なくしています。
その事で、体のリズムを整えることが出来たのではないかと思います。
片頭痛をお持ちの方、一度お部屋の照明にスポットを当てて見て下さい。
Posted by ライティング&インテリアコーディネーターオフィス コーズ
はじめまして(^.^)
頭痛の時はホント、光が辛いんですよね。
次に電球を替える時には
電球色タイプを選ぼうと思います。
嬉しい記事が読めました☆
ありがとうございます。
カモミールの香りをイメージした寝室・・・
ミントの香りをイメージしたキッチン・・・
どちらも好きです!幸せな気持ちになるフレーズですね♪
のりあいすさん
コメントありがとうございます。
電球色を使ったフロアスタンドを一台
お部屋のコーナーに置いて、
白色の照明と使い分けてみるのもオススメです。
眩しい時は、スタンドの灯りで、
ゆっくりと過ごしてみて下さい。
光は色々な効果があるんですね!
http://confortabledoctor.web.fc2.com/
LED照明は光に敏感な方には、あまり心地よいとは言えないと私も思います。また、光アレルギーの人にも、青色成分が良くないようですね。とても、いい情報でしたので、コメントさせていただきました。
hattoriさん
コメントありがとうございます。
白熱灯の優しい光が好きなので、LEDの光は人工的でなかなか馴染めないのが本音です。
ですので、家全体をLED化することに抵抗がまだあります。
LEDの光は節電、省エネなど環境への貢献が多い一方で、人体への影響などはまだ未知数のことが多いように感じます。
コンビニのLED化は企業のイメージ向上となりますが、スタッフの方たちへの影響が心配です。それは、私だけでしょうか??
前の記事
次の記事
写真一覧をみる